クオリティーと規格

ファファラの精油のおよそ70%はオーガニック、あるいはデメター品質です。それ以外の30%は、現段階ではオーガニック品質の入手が不可能なものに限られます。ファファラがオーガニックに強くこだわる理由のひとつは、地球環境への配慮からですが、もう一方で、精油を希釈して患者の肌に塗布する病院やセラピストなど、多くの顧客の強い要望があることも挙げられます。したがって、悪影響の懸念がある化学除草剤や殺虫剤は、断固として避ける必要性があるのです。


グラン・クリュ

ファファラ グラン・クリュの基準

 

  1. 植物と土地から生み出されるエネルギーを大切にします。
  2. 植物だけでなく、生産者、採集者(野生植物の場合)、蒸留家など、関わる人々がどのように植物に接しているかを見極めます。
  3.  有機認証野生植物、フェアワイルド認証、デメターなどの有機栽培認証を取得しています。
  4. BIO/オーガニックのガイドラインを満たした蒸留方法で抽出しています。

 


デメター

デメターという概念は、オーガニック農法で育てられ、かつ自然のリズムに基づいた栽培方法をとられたもののことをいいます。

 

さらに、土壌は特定のミネラル肥料と植物性肥料が加えられた、肥沃なものでなくてはなりません。ファファラはおよそ30種、デメター農協で生産されたエッセンシャルオイルを取り扱っています。

 

 


ビオスイス

つぼみのロゴのビオスイス(BIO SUISSE)は、世界で最も厳しい基準をもったオーガニック認定機関です。

 

ファファラのエッセンシャルオイルのうち、いくつかがビオスイスの認定を受けています。

 

 


フェアワイルド

スイスのフォーラム・エッセンツィア(* 1)とSIPPO(* 2)、そしてIMO(* 3)が共同して立ち上げたもので、野生種の植物が適正な基準のもとに採集、加工されていることを保証します。

 

多くの小規模な生産者にとって、持続的かつ経済的な基盤を築くため、極めて重要な意味をもちます。ファファラは南仏の女性グループに、世界で初めてこの規格を与えた企業のひとつです。

 

(* 1)ヨーロッパ最大のエッセンシャルオイルの学会

(* 2)スイス輸入促進プログラム

(* 3)スイスのオーガニック認証機関

 

 

ファファラと契約しているすべての生産者は、独立したオーガニック認定機関の検査を受けており、製品にはその認証機関の名称を記載しています。

 

また、ファファラはスイス国内において、オーガニック認証機関Bio-Inspecta(バイオインスペクタ)によって、オーガニック商品の購入、または販売量の検査を受けています。

 


オーガニック(kbA)

オーガニック農法の基準に沿って生産されています。

 

ファファラが参加しているオーガニック組織は、世界的上部機関IFOAM (国際有機農業運動連盟)の傘下にあります。

 


品質表示

ファファラは下記の品質表示を用いています。

 

■ オーガニック品質(kbA/wkbA): kbAの基準に従ったオーガニック品質、あるいはkbAの管理下で野生採取された植物を、オーガニック農家が抽出したwkbA(有機野生)エッセンシャルオイル。

 

■ 野生種(Ws): 野生に生息する植物を、生態系に配慮した基準のもとに採集・抽出したエッセンシャルオイル。

 

■ 一般農法の中でも最高品質(Sel.): 農薬は不使用でも近隣の環境の影響でオーガニック認証が取得できなかったものや、従来の農法で栽培されたものの中でも高品質なものです。

 


エッセンシャルオイル/自然の化学

抽出方法について

クオリティーと規格

自覚ある付き合いを(注意事項)

マダガスカルのジンジャーの旅